Social Impact Day 2024

Session

Keynote Speech 2

2024.5.15 Wed 13:30~14:00

笹川平和財団ビル11F 国際会議場
※オンライン配信あり

無料

日本語・英語

❶ 新しい資本主義

❹ 知見の高度化

チャイルドレンズ投資とは〜将来世代を最優先に考える投資フレームワークの紹介

昨年、広範な投資関係機関との協力をもとに、国連児童基金(UNICEF)が開発したチャイルド・レンズ投資フレームワーク(CLIF)。CLIFは教育や保健といった子どもに深い関連のある分野への投資はもちろんのこと、広い分野の投資においても常に「子どもの利益を最優先においた視点の投資」を考えるものです。子ども中心の政策策定は、UNICEF始め国際機関や各国政府で進められていますが、これを金融・投資戦略に活用するためのフレームワークに仕立てたという意味で画期的です。フレームワークの概要とインパクトエコノミーへの貢献、日本の広範な関係者がいかに参画できるか、ロスタミ氏が紹介します。

※参考:https://simi.or.jp/grc/unicef_cli/

  • Speaker

    Alexander Rostami 氏

    Chief and Founder of UNICEF’s Global Innovative Finance Hub in Helsinki

    2021年から、ヘルシンキに拠点を置くユニセフのグローバル・イノベーティブ・ファイナンス・ハブの事務局長兼チーフとして、子どもたちのための革新的な資金調達ソリューションの推進に注力し、投資において子どもの利益を最優先に考える先駆的なフレームワークであるチャイルド・レンズ投資などのプロジェクトに携わっている。 銀行、金融、国際開発の分野で20年以上の専門知識を持ち、民間および公的セクターで複数の職務を歴任。

  • Moderator

    今田 克司Katsuji Imata

    一般財団法人社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ 代表理事、株式会社ブルー・マーブル・ジャパン 代表取締役

    米国(6年)、南アフリカ(5年半)含め市民社会強化の分野でのNPO/NGOマネジメント歴25年。現在、日本評価学会副会長、休眠預金等活用法における指定活用団体評価アドバイザー、UNDP認定SDGインパクト基準トレーナー。金融庁・GSG共催「インパクト投資に関する勉強会」委員、経済産業省「インパクトスタートアップ選定に関する検討会」メンバー等歴任。B Lab (B Corp 認証を司る米国非営利団体)Regional Standards Advisory Group - Asia 委員、Blue Marble Evaluation Advisory Council 委員。