Social Impact Day 2024

Session

Special Session 1

2024.5.15 Wed 11:30~12:40

笹川平和財団ビル11F 国際会議場
※オンライン配信あり

有料

日本語・英語

❶ 新しい資本主義

❷ エコシステム

❸ リーダーシップ

コレクティブインパクトで目指す新たな資本主義「共助資本主義」の実現

社会的インパクト創出を経済活動のムーブメントとするためには、企業、行政、非営利法人など多様なステークホルダーが協働する必要があります。2023年4月に、経済同友会が発表した提言『共助資本主義~「企業のパーパス」と「共感」を起点とした「アニマル・スピリッツ」の覚醒~』では、民間企業が社会課題の解決に向けて「共助」の取組みに参画し、新たな需要やイノベーションの創出とwell-beingを実現する経済社会を提唱しています。本セッションでは、経済同友会、インパクトスタートアップ協会、新公益連盟の代表を招聘し、経済合理性限界曲線を超える共助資本主義の実現に向けたマルチセクターによる社会課題解決について紹介します。

  • Speaker

    高島 宏平 氏Kohey Takashima

    オイシックス・ラ・大地株式会社 代表取締役社長

    東京⼤学⼤学院⼯学系研究科情報⼯学専攻修了後、マッキンゼー⽇本⽀社勤務を経て、2000年にオイシックス株式会社を設⽴。2016 年、買い物難⺠への移動スーパー「とくし丸」を⼦会社化。2017 年には「⼤地を守る会」、翌2018 年には「らでぃっしゅぼーや」との経営統合を実現し、⾷材宅配3 ブランドを擁するオイシックス・ラ・⼤地株式会社代表取締役社⻑に就任。公益社団法⼈経済同友会では、2021年に副代表幹事に就任し、広報戦略検討委員会、共助資本主義の実現委員会、政治・⾏政改⾰委員会の委員⻑を務める。

  • Speaker

    小沼 大地 氏Daichi Konuma

    NPO法人クロスフィールズ・代表理事、NPO法人新公益連盟・理事

    青年海外協力隊としてシリアで活動した後、2008年マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。 2011年5月NPO法人クロスフィールズ創業。ビジネスパーソンが新興国で社会課題解決に取り組む「留職」など様々な事業を展開。 2011年に世界経済フォーラム(ダボス会議)のGlobal Shaper、2016年にハーバード・ビジネス・レビュー「未来をつくるU-40経営者20人」に選出される。 2016年から新公益連盟の理事を務め、2024年秋には共同代表に就任予定。 著書『働く意義の見つけ方―仕事を「志事」にする流儀』(ダイヤモンド社)がある。 一橋大学社会学部・同大学院社会学研究科修了。

  • Speaker

    米良 はるか 氏Haruka Mera

    READYFOR株式会社 代表取締役CEO、インパクトスタートアップ協会 代表理事

    1987年生まれ。慶應義塾大学経済学部、同大学院メディアデザイン研究科(KMD)卒業。2011年3月29日に日本初・国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR」をスタート。2014年に株式会社化し、代表取締役CEOに就任。World Economic Forumグローバルシェイパーズ2011に選出、日本人史上最年少でダボス会議に参加。「人生100年時代構想会議」「未来投資会議」等の民間議員に選出、現在は内閣官房「新しい資本主義実現会議」の民間議員を務める。インパクトスタートアップ協会では、主に提言分野を担当。

  • Moderator

    青栁 光昌Mitsuaki Aoyagi

    一般財団法人社会変革推進財団 専務理事

    1991年に日本財団に就職。阪神淡路大震災後の復興支援活動、障害者移動困難の解消、NPO支援センターの強化といった市民活動のテーマに取り組みました。その後、企画部門、組織開発や人事を担当。東日本大震災後は、財団内に立ち上げられたタスクフォースのリーダーの任につき、社会的起業や行政と連携した数多くの支援事業に携わりました。2015年より、日本におけるインパクト投資の普及、政府と協働での子供の貧困対策に従事。2017年、当財団を設立し、経営に携わっています。経営学修士。他にグロービス経営大学院講師や公益財団法人ベネッセこども基金理事なども務めています。